◆◇◆子育て通信◆◇◆

熱性痙攣

熱性痙攣とは
 生後6ヶ月から5歳の乳幼児が、通常38度C以上の発熱に伴って生じる痙攣で、他 に痙攣を起こす原因になる異常を認めないものをいいます。

熱性痙攣はくりかえすか?
 一度熱性痙攣を起こしたら、3人に1人は再度熱のために痙攣をおこします。

再発は予防できるか?
 熱性痙攣の再発予防には、現在ダイアアップ座薬の発熱初期の投与法が、一般的に行 われています。

ダイアップ座薬の発熱時間歇投与法
 発熱時(37.5C以上)に解熱剤を投与するまえに、熱性痙攣の再発予防のために、 ダイアップ座薬を挿肛します。8時間後にまだ38度以上の熱がある場合には、ダイアッ プ座薬2回目を挿肛します。これで発熱1日目の痙攣は予防できます。熱性痙攣のほ とんどが発熱1日目だけなので、2日目からはダイアップの予防投与は行いません。

解熱剤とダイアップ座薬の使い方
 発熱時まずダイアップを挿肛し30分後に解熱剤の座薬を挿肛します。同時に使 用すると吸収が阻害され効果が薄れるので注意してください。


痙攣が起こったら
 ほとんどが5分以内に収まります。5分以内の痙攣が年に4−5回起こっても脳障 害の危険性は考える必要はありません。
 痙攣が起こっても、慌ててスプーンや箸を口の中に入れたりしないでください。ま して指を入れると思わぬ怪我をすることになるので注意。衣服をゆるめ、吐いたもの が、気管に入らないように、横向きにしましょう。
 痙攣が5分以上止まらなかった場合や一度おさまった痙攣が再発する場合には、救 急車を呼ぶ必要があります。

ダイアップの副作用
 ダイアップを使用すると眠気がきたり、ふらついたりすることがあります。まれに 興奮することもあります。一度に指示量より多く使うと呼吸が止まってしまうことが ありますので、くれぐれも使いすぎないようにしてください。