堺脳損傷協会 第4回例会報告
2006年7月16日(日)なやクリニック ミーティングルーム
11時、当会恒例の交流会(自己紹介)からはじまりました。
今回は堺市から健康福祉局健康部副理事福島道夫氏、健康福祉政策課課長北田靖浩氏、精神保健福祉課課長植西昌彦氏がご出席いただきました。市議会でも高次脳機能障害が取り上げられ、脳損傷者の話を聞きたいということでの訪問となりました。
本日は、堺市からは11人の出席があり、その人たちの話と堺市以外の方5人の話を聞いていただきました。
- 所帯主が脳損傷になれば生活がたちまち成り立たなくなる。ここに来れるような家族はまだましな方で、来れない不幸な人もいっぱいいる。
- 脳血管障害の若者だが、いつ再発するか不安。ガイドヘルパーを雇って外出ができるようになった。
- 脳損傷の後、家族が崩壊してしまい、誰も面倒を見ることができず、病院に長期入院になっている。
- 本人の自覚がなく、就労ができず、ずっと家にいて行き場がない。
- 身障だが、知的障害の作業所のお世話になっていて、必ずしも脳損傷者にぴったりしたところではない。
- 授産に通っているが、給食費がとても高くつく。
- 本人は働かないといかんと思っているが、すぐに疲労感が重なり道路のまん中でもしゃがんでしまう。
- 吸引のため、24時間家族からはなれられない。時々疲れ果てて何もかもやめてしまいたくなる。
- 入院当初、情報がなくて何も判らなかった。もっと最初から、リハビリや高次脳機能障害のことを知るような機会があれば随分違った。
- 失語症があり、一人で買い物の行けない。
- 高次脳機能障害があり、何でもできるようでいて、歯はちゃんと磨けない。歯医者に行っても事故の話をして帰ってくる。頭をちゃんと洗えない。
- 名古屋の高次脳機能障害に対する就労訓練のような場を公的に作ってほしい。
- われわれも、重度脳損傷者のデイや高次脳機能障害の作業所を作りたいと思っているのでよろしくお願いしたいなどといった意見が出ました。
堺市の幹部職員は、丁寧に聞いていただきました。
●ランチタイムミーティング:みんなで弁当を食べながら、わいわいとしゃべりました。
●脳損傷セミナー:1時半から2時半まで
テーマ:『オーストラリア脳損傷事情?クイーンズランド脳損傷協会、デイケア、グループホームについてー』話とDVDを見ます。
堺脳損傷協会 納谷敦夫
オーストラリアの脳損傷協会の活動、デイケアセンターの様子、脳損傷者のグループホームの話をビデオを見ながら聞きました。
グループホームのキッチン、居間が綺麗なのに、みんなため息が出ました。
これについては、冊子を作成し、8月20日の研修会での資料にしますので読んでください。
●議事:14時半から15時半
- 研修会の準備状況。大阪府、堺市、堺市医師会、堺市地域リハネットワーク事業支援センター大阪労災病院、朝日新聞厚生文化事業団の後援がえられました。
- 補助金については、申請中です。
- ビラの配布状況について。今後各自配布してください。
- 7月21日に、会場にて打ち合わせをします。29日、役員会で準備の打ち合わせをします。
- 協会のパンフレットを作成しました。救急病院の待ち合いなどにおいていただくようお願いしましょう。
- 相談窓口を開始することになりました。皆さん協力してください。
- 「意識の回復を待つ間に家族にできること」という冊子を作って研修会などに配布します。
- 納谷が名古屋、京都に講演に行きました。名古屋のリハビリセンターの就労訓練、高次脳機能障害の作業所、グループホームを見学してきました。これについては、今後のセミナーにおいてビデオを用いて報告する予定です。
●若者の会大阪支部の報告:大坂純先生の作業所の話が印象的でした。
今後、重度の人のデイ、高次脳機能障害の人の作業所、脳損傷者のグループホームを作って行くよう努力という話も出ました。
◎次回予定:
家族リハの会 8月5日(土)2時から4時まで
9月2日(土)2時から4時まで
例会 9月17日(日)11時から4時まで。
セミナー:「成人後見制度について」 内藤弁護士
8月20日の研修会に参加を呼びかけてください.
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